2019年末からMINI EV(電気自動車)生産開始!
2019年末からMINI EV(電気自動車)生産開始!
BMWは、2019年11月からMINIの電気自動車を生産すると発表しました。
このMINI初となる完全な電気自動車は、現行のMINIハッチバック 3ドア(F56)がベースで、プラットフォームはEV用に変更したものを使用すると報じられている。駆動方式は現行モデルと同様にFF(前輪駆動)を採用。
最高出力は現行モデルのクーパーSと同等の190馬力前後で、EVで最も重要な航続距離は「300km」程度と予想される。スペックから見ると、単なるエコカーではなく、スポーツ性も楽しめる「EVホットハッチ」というキャラクターになるだろう。
新世代MINIも伝統のオックスフォード工場で生産
MINIのEVは、MINIの生産数の半分以上を占める英国オックスフォードにあるカウリー工場で生産される。電気自動車のコア部分である電気モーターやバッテリーはドイツの工場で生産され、オックスフォードで組み上げられる。
続々 登場する電気自動車
※写真は2017年に発売した「プラグインハイブリッド」
MINIに限らず2020年頃を目途に各メーカーは電気自動車のリリースラッシュとなる。トヨタは2022年に、従来のリチウムイオン電池の性能を飛躍的に向上させた全固形電池の電気自動車を発売する。英国やフランスでは、2040年までに従来のガソリンやディーゼルエンジンの販売を禁止する方針を打ち出している。モータースポーツの世界でも、メルセデスベンツやBMWがF1の電気自動車版であるフォーミュラEに参戦を表明するなど、電気化への勢いはますます加速している
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